勃起機能検査とは実際にどのようなことをする?

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勃起機能検査

《夜間陰茎勃起試験と勃起機能検査》

勃起機能検査は男性の勃起不全つまりEDをクリニックで治療するには、勃起不全の原因を調べることが大切です。なぜならEDの治療というのは共通して行えるものもありますが、器質性のEDの場合は服薬による治療の効果が出にくいこともあり勃起機能検査によって原因を探ることが大切となるからです。

そのひとつに夜間陰茎勃起試験があり、これはレム睡眠の際に勃起しているかどうかを測ります。正常な男性は一晩で3~6回程度勃起していると言われますが、リジスキャンといった装置によって陰茎海綿体簡単に測定できるようになりEDとなっているかの判断に一役買っています。

糖尿病や動脈硬化が原因の場合は結果に障害が認められますが、ストレスなどが原因の心因性EDの場合には正常な数値が出るとされているのです。

《陰茎海綿体の人工勃起試験》

EDかどうかの診断は、実際に陰茎を見て判断することが重要です。そのために人工的に勃起を起こさせる試験を行います。その勃起機能検査方法は陰茎海綿体に注射で薬剤を直接投与して反応を見るというものです。ファーマコテストと呼ばれるもので、亀頭から陰茎の根元にある尿道の両脇にある陰茎海綿体のどちらか一方に薬液を注射します。投与後10分程度で完全に勃起されれば、血管に異常が認められるEDの可能性は否定できるでしょう。

ただし緊張などによりうまく勃起しないこともあるために、一般的にはこの勃起機能検査は日を改めて2回以上行うのが望ましいとされています。検査には痛みや皮下出血を伴うこともあり、最近では機会が減っている検査の一つでもあります。

《カラードップラー試験》

血管性の勃起不全や陰茎の動脈・静脈の異常を発見するのに効果的なのが超音波検査で、カラードップラー試験と呼ばれています。カラードップラーエコーで陰茎血流を測ることにより、血流の有無や速度を検査します。超音波検査では静脈よりも動脈系の異常の方が発見しやすく、異常がある場合は明らかな血流悪化がみられることが多いのです。

この試験は痛みがなく簡単に行えるというメリットがありますが、一方で勃起していない状態だと画像が鮮明でないという問題点もあります。そのために人工的に勃起をさせるファーマコテストと組み合わせて勃起機能検査を行うことも多いです。

カラードップラー試験や人工勃起試験で血管系の器質性EDと診断された場合には、血管作動薬による注射治療を行うことが有効とされています。

《DICC》

EDの原因を探る勃起機能検査方法にはいろいろなものがありますが、患者負担の少ないものから試していくことが一般的です。いろいろな勃起機能検査をすることでひとつひとつ原因を除外していき、特に静脈性のEDが疑われた場合にDICCを行います。

DICCは陰茎両側にある海綿体にそれぞれ注射針をいれて行います。片方の針から造影剤を流しもう一方の針から出すといったことを行いながらX線撮影をするのです。ただこの勃起機能検査方法は痛みをかなり伴うのが特徴で簡単に行うことは出来ません。

勃起機能検査で得られた画像の処理は医療機器の進化とともにかなり鮮明になっており、3Dでの診断も出来るようになっています。今後は患者が受ける痛みの対策が課題点となるでしょう。

勃起機能検査に関するまとめ

勃起機能検査

勃起機能検査

EDは年齢だから仕方がないとあきらめる時代ではなくなりました。正しいを治療すれば治すことが可能な病気となったのです。EDの原因には大きく機能性と器質性に分けることが出来ますが、器質性の場合は服薬による治療効果が出にくいことがあります。

器質性勃起不全の原因として考えられることとして、糖尿病や動脈硬化・血流異常があります。こうした原因は勃起機能検査によって探ることが可能ですが、方法によってはかなりの痛みを伴うものがあるのが現状です。

そこでまずは負担が少ない方法から行っていき、ひとつひとつ可能性を除外していきながら原因を見つけるのが一般的です。勃起機能検査による画像診断などは近年とても鮮明で、3D画像での診断も可能となっています。今後は患者が受ける痛みの対策が課題点と言われているのです。

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